2024年– date –
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介護BCP研修で学ぶこと(2) 事前準備:「家庭の防災」の活用
BCPの事前準備について、地方自治体が発行している「家庭の防災」パンフレットを活用し、研修のポイントを説明します。このパンフレットでは、地震のハザードマップ、地震対策、備蓄品/持出品、防災伝言ダイヤル、避難先などを学びます。 -
介護BCP研修で学ぶこと(1) 基本方針:BCPガイドラインの活用
介護BCPの研修は、入所系で年2回、通所系・訪問系で年1回が義務化されていますので、研修のネタに困っていませんか? そこで第1回は、研修で職員に教えるべき内容を整理し上で、基本方針を学ぶための教材としてBCPガイドラインを活用し、研修のポイントを説明します。 -
始めにどんな訓練をやるべきか? ~演劇に学ぶウォークスルー訓練~
介護BCPの訓練が、本格的に義務化され半年が過ぎましたが、訓練は実施できていますか? 訓練の中でも、できれば最初に実施するべき訓練があります。それは、ウォークスルー訓練で、対策本部のメンバーが、作成したBCPを読み合わせ、BCPの内容を確認し、問題点がないかを確認します。 -
厚生労働省 BCPホームページが更新された!
2024年8月5日に『「このBCPで大丈夫なのか?」は、訓練で確認してみよう!』という投稿で、厚生労働省BCPホームページで例示入りひな形のエクセル・ファイルが公開されていないと書きました。しかし、本日、そのホームページを見るとエクセル・ファイルが公開されていましたので、訂正します。 -
水害対策の盲点(Part-2) 避難を遅らせる心の障壁 ~正常性バイアスと訓練~
災害時、迅速な避難が被害を最小限に抑える鍵となります。しかし、多くの人々が避難を遅らせてしまう理由の一つに「正常性バイアス」があります。それを乗り越えるためのBCP(業務継続計画)の訓練の重要性について解説します。 -
台風10号の強風への備えはお早めに!
2024年8月25日、台風10号が27日に非常に強い勢力のまま上陸する可能性があり、九州南部では最大瞬間風速50メートルの見込みです。過去には、2018年の台風21号が大阪に大きな被害を及ぼしたのを思い起こさせます。強風と大雨への備えを早めに行うことを強くお勧めします。 -
水害対策の盲点(Part-1) 情報収集の重要性
水害において過去の教訓が活かされず、高齢者施設等で甚大な被害が出ています。その原因と対策について2回に分けて説明します。第1回は、情報という切り口で、水害リスクの情報と避難を決定するための情報の重要性についてお話します。また、避難確保計画とBCPの関係についても書いています。 -
介護感染症BCPガイドラインが見直されたこと知っていますか?
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行しました。これを受けて厚生労働省が介護の感染症BCP(業務継続計画)ガイドラインを大幅に見直しました。本記事では、介護施設等に求められる最新の対応と、ガイドライン更新の重要ポイントを解説します。 -
2016年台風10号の教訓を活かせ! 早期避難の確実な判断を!
2024年8月11日、台風5号が接近にしており、2016年8月30日の台風10号による悲劇がまた起こらないとは限りません。2016年台風10号が岩手県大船渡市に上陸しました。岩手県岩泉町の認知症高齢者グループホームで入所者9名が亡くなりました。同じ過ちが繰り返されないように、早めに避難を判断してください。