用語集 は行

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【は】

ハザードマップ

ハザード(hazard)とは. 危険の原因、危険物・障害物。 ハザードマップは、地域の危険性を地図上に表したもの。ハザードは、車のハザードマップのハザードと同じ。ハザードマップの解説は、以下の記事で説明しています。

https://bcp-cafe.blog/bcp-training-2/

バックアップ

事故や災害に備えて、二重に守りを支援する態勢。災害時の代替拠点や、ITシステムの情報を重要な情報を二重に保管することをいう。

バリアフリー

障害のある人や高齢者が、日常生活を円滑に行えるように、物理的な障壁を取り除くこと。災害時においても、バリアフリー化は重要。

【ひ】

非常災害対策計画

「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」(運営基準)において、非常災害計画の作成及び避難訓練の実施について義務付けられている。

非常用電源

停電時に使用する自家発電設備等。医療機器や空調等の重要設備の稼働に必要な電力を確保する。

備蓄品

最低3日分(推奨1週間分)の食料、飲料水、医薬品等。利用者の特性に応じた備蓄品目の選定が重要。備蓄品の内容については、以下の記事で解説しています。

https://bcp-cafe.blog/foods/

避難確保計画

水防法、土砂災害防止法、津波法で、被災のおそれのある地域において、市町村地域防災計画に定められた要配慮者利用施設等は、避難確保計画を作成し、避難訓練を実施することが義務付けられている。避難確保計画は、以下の国土交通書のホームページに詳しく解説されている。https://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/jouhou/jieisuibou/bousai-gensai-suibou02.html

避難行動要支援者

高齢者や障害者など、災害時に自力での避難が困難で支援を必要とする方々。事前に避難支援計画の作成が必要。平成25年6月の災害対策基本法の一部改正により、要配慮者のうち、災害発生時の避難等に特に支援を要する方の名簿(避難行動要支援者名簿)の作成が市町村に義務付けられた。

【ふ】

福祉避難所

一般の避難所での生活が困難な要配慮者のために開設される避難所。介護施設が全て福祉避難所になるのではなく、自治体と協定を結んだ施設が福祉避難所になる。一般の避難所から必要な方を福祉避難所へ移送することになるので、福祉避難所へ直接は避難できない。

服薬管理

利用者の常用薬の確保と管理方法。最低1週間分の備蓄と、医療機関との連携体制の構築が重要。

防災計画

厚生労働省の自然災害介護BCPガイドラインにおいて、防災計画は消防計画、避難確保計画、非常災害対策計画の総称として使われている。内閣府が進めている地域防災計画とは直接的な関係はない。

【へ】

【ほ】

防災アプリ

防災アプリとは、スマートフォンなどで使える、災害時に必要な情報を提供してくれるアプリ(ソフトウェア)。警報・注意報、地震発生などを利用者が検索しなくても、自動的に通知してくれる機能がある。防災アプリについては、以下の記事で解説しています。

https://bcp-cafe.blog/disaster-prevention-app/

防災伝言ダイヤル

地震などの災害の発生した時に、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況でも、留守番電話のように音声でメッセージを残したり、またメッセージを聞くことができるサービス。171番に電話することで使用できる。インターネットを利用した災害用伝言板(Web171)もある。事前に職員などに使い方を周知徹底する、または携帯カードに使い方を記載し常時携帯させると良い。防災伝言ダイヤルの使い方は、下記の記事で解説しています。

https://bcp-cafe.blog/bcp-training-2/

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